「電話が嫌い」


 電話が嫌いです。


 電話の音がうるさくて嫌いだとか、スマートフォンという名称を憎んでいるとか、そういうことではもちろんなくて、電話で人と話すのが嫌いということです。もう少し言うと、特にこちらから電話をかけることが苦手です。

 別に人とコミュニケーションをとることが嫌いというのではないのです(特段好きとも言えませんがー)。ただ、どうしても電話を通しての会話がダメなんです。


 前職の大学で教員養成に関わっていたことがあって、毎年教育実習に行っている学生さんの様子を見にそれぞれの学校に出向いていくという仕事があったのですが、行くことそれ自体は全然苦にならないのに、それを調整するための電話が苦痛で苦痛で仕方がなかったという思い出があります。

 いったい「いつ」電話をすることが適当なのか、「誰」宛にお電話をするのがよいのか、「どのように」お話しするのがよいのか、非常に気を遣ってぐったりします。あげく台詞のように一言一句書いて準備するのですが、リアルタイムの会話ですからその通りにいくわけもなく、アワアワとなって何言っているかわからなくなってお終いということばかりだったような気がします。


 ほんとに電話が嫌いです。

 電話が生き物だったら申し訳ないのですけど、憎んでいると言ってもよいほどです(笑)。


 研究室にも電話がありますが、基本出たくありません。実際、かかってくるものは、ほぼ100%セールスの電話とFAXなので、なくてもいいんじゃないかと思います。




 電話を抵抗なくかけることができる人はある意味すごいなと思います。一方で、おそらく電話が苦手な人もかなりいるのじゃないかとにらんでいますが、どうなんでしょう(笑)。ここまで苦手なのは自分だけなんでしょうか・・・。


 現在の仕事も実習先に連絡をしなければならないときにどうしても電話という手段しかない場合があり、非常に気が重い・・・。そういうの、もっと上手い人がやってくれー。他の仕事やりますから。


 メールやLINEが発達したから以前に比べて電話への抵抗感が増したのではないかという考えもあり得ると思いますが、僕はLINEもやりませんし、別にメールが得意なわけでもありません。特にメールはメールで、最近は極端に頻度が上がっているように感じ、それはそれでしんどいのですが、電話の辛さにくらべたら、屁みたいなものです(失礼)。


 昔からずっと電話が苦手で、今に始まったことではないように思います。


 なので、若い頃は(もちろんその頃にも電話やメールはありましたが(笑))、手紙という媒体でよく連絡をとっていました。

 ああ、あの頃のペースに戻らないかなあ・・・。


 忙しすぎて、丁寧にブログが更新できないために、変な記事になってしまいました。


Ueda Lab (心理療法研究室)

とある大学で心理療法の研究と教育をしています。

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