研修会参加記(2023年1月)
石川県臨床心理士会の研修会にお声かけをいただき、先日金沢市にうかがってきました。
「心理臨床家として会うこと」という、自分としてはいささか頑張りすぎたテーマでお話しし、その後事例検討会に参加してきました。
事例検討会は以前のブログでも取り上げましたが、単に一つの事例について考えているだけではなく、また発表者にとってのみ意味のあるものではなく、むしろ聞いているフロアの人たちの心が動いて、それぞれの臨床を振り返る契機が生まれることが重要です。
その意味では、今回とても丁寧に取り組まれているケースをお聞きし、フロアの方たちの心が動いていく様子が感じられ、とてもよい検討会であったように思います。
話を聞いていく中で、聞いているわれわれ一人一人の心が動き始め、少しずつテーマが立ち上がっていき、しかもフロア全体でそれが共有されていく感じはなんとも言えず充実した時間でした。
私自身、日々の臨床に跳ね返ってくるよい体験をしました。
ご準備いただいた先生方、どうもありがとうございました。
うかがった日は雪が降っていました。
冬の金沢はとてもきれいでした。
そして、金沢では何を食べても飲んでも美味しかった! ここに暮らしておられる人たちは毎日こんなに美味しいものを食べているのかー、ちょっとずるいなー(笑)と思ってしまうほどでした。
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