2017年度ゼミ新歓

 先日、ゼミの4年生が主体となって、新しくゼミに入ってきた3年生の歓迎会をおこないました。


 私は、このような仕事をしながら、いわゆる「緊張しい」なので、お酒が入ってようやくまともにしゃべれるようなところがあり、ゼミ学生とリラックスしてコミュニケーションがとれるということでも、貴重な機会と考えています。 

 最近は、学生に「飲みに行こう」と言っても、「すみません、忙しいので」と断られることもあるので(笑)、新歓コンパは数少ない正式な機会ということで、うれしいのです。


 私は、(正直な気持ちとしていつも言っているのですが)大学教員になってごく少ないよかったことの一つが(笑)、ゼミをもつことができたことだと感じています。


 大学の教員になってよく分かったことの一つは、ゼミでしか伝えられないこと、ゼミでしか身につかない学びがある、ということです。


 特に、学年を越えて交流をもつことができる点はゼミ形式のメリットだと感じています。先日の歓迎会でも、4年生が3年生に(研究のことだけでなく)さまざまなことをアドバイスしてくれている姿を目にしました。

 ゼミは決して教員と学生の一対一の関係に収まるものではありません。むしろ同学年のゼミメンバーからの意見や研究に対する協力、先輩からの示唆や助言があって、はじめて成り立つものです。


 学年を越えて交流が深まり、それぞれのよい研究に結びつくことを願っています。



Ueda Lab (心理療法研究室)

とある大学で心理療法の研究と教育をしています。

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