「公認心理師養成カリキュラムにおける心理実習運用の現状と課題」

 という論文を共著で書きました。


 公認心理師養成カリキュラム(というより、公認心理師のあり方そのもの)についてはさまざまな意見があることを承知しています。Twitter上をにぎわしたりしているのも仄聞しています。

 ただ、われわれとしてはあまり感情的にならずに、この養成カリキュラムの現状と課題を、できるだけ冷静に長い論としてまとめておく必要があると思います。そして、養成カリキュラムを実際に運用している各大学がそれらの情報を共有しつつ適切に進めていくことが求められているのだろうと考えます。


 私自身も公認心理師資格とその養成カリキュラムが始まって、首をかしげることや頭を抱えることがなかったわけではありませんが、この養成カリキュラムを実際に受けている学生が目の前にいる以上、よいものにしていく責務があるとも感じています。


 なにせスタートしたばかりで、まだよく見えないところが多い、そして当然課題も多くあるように思います。それ自体は怖れることではありません。修正していけばよいのです。


 関係各位にお読みいただければ幸いです。


Ueda Lab (心理療法研究室)

とある大学で心理療法の研究と教育をしています。

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