みんなげんきにいられますよおに
今年の保育園の七夕祭り用に、次女が書いた短冊です。
ああ、こんなことを思ってくれているんだ、やさしい子に育ったなあと、とてもうれしく思いました。
でも、すぐ後に、これはそんなに喜ぶようなことではなかったな、と思い直しました。
次女は、長女が大きな病気をしたときも、長女が何度も長期の入院をしたときも、そのため家の中が落ち着かず、常に張りつめていた時期も、(小さいなりに)近くでいろいろなことを感じていたと思います。親が、長女の事を心配している様子も身近に見てきたと思います。
もちろん、僕は、次女とは本当によく遊びますし、さみしい思いをさせてきたとは思っていないのですが、でも、次女にはある意味の気遣いをさせてきたのではないかと感じることも事実です。
「みんなげんきでいられますよおに」
というような、親が書くような願い事を子どもに書かせるようなことでは、まだいけないのだろうなと思います。
長女の病気は良くなりました。
もちろん障がいは残っています。でも、「げんき」にはなりました。
「みんなげんきでいられますよおに」は、僕がずっとお願いすればよいことです。
これからは、次女がもっと子どもらしい願い事を書いてくれるような子育てをしていきたいと思います。
(でも、次女は長女のことを心配したのではなく、老化の激しい僕のことを心配していたのかもしれませんが…(笑))
障がいをもつ子どものことだけでなく、そのきょうだいの子育ても、僕にとって大きなテーマです。
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